Football Diary...

Football Diary...

運とノリで高校サッカー優勝を経験した私が淡々と粛々と綴るFootball日記。

(1)_運動量異次元の2枚のボランチ

あけましておめでとうございます。

今年は個人的にはより一層Footballと向き合い、チームのために献身的に働きかけ、

その中で、個人で何ができるかを追求して、

まだまだFootballを巧くなっていきたいと思います。

 

所属するTOKYO CITY FCの目標は一つだけ。

東京都二部昇格。

この結果以外は何もいらない。

結果を求め続ける1年になるかと思うが、

その過程を最高に楽しんでいく。

 

今年は、ロシアワールドカップが開かれ、

Football界隈はかなり賑やかになるだろうな。

そんな流れに便乗して、このブログも盛り上げていけたらいいかなと。

 

さて、そんな2018年一発目の更新は、

天皇杯の決勝戦です。

 

セレッソ vs 横浜Fマリノス

 

山口蛍とソウザの2枚のボランチがあっての勝利といっても過言ではない。

 

この二人にフォーカスを当ててゲームを振り返りたいと思う。

序盤セレッソを4-4-2の距離感を非常に狭くし、

守備ラインを高く保持し、ミドルサードまでで潰す守備を意識。

ボールを取られた後や、ここぞという時にはめてはめて相手のボールを奪うショートカウンター

守備ラインの高さを維持することと、蛍、ソウザの守備範囲がこれを可能にします。

 

しかし、マリノスは、バブンスキーボランチの間に落ちたり、SHとボランチの間に顔をだし、数的優位を作ることで局面の高いを図る。

そのため、セレッソより止めて蹴るが劣るマリノスでも序盤は、相手が上手くはめれていないのでロングボールやマルティノスの個人技でチャンスを作っていた。

 

前半早々のマルティノスの駆け上がりからの伊藤翔のチャンスは、その例。

そのままセレッソが流れを掴めない間に、アーリークロスから伊藤翔が先制。 

 

まぁでもマリノスはそれ以外、攻撃の手段が全くなかったですね。。

正直見ていて全然点が入る気がしなかった。。

 

今季のマリノスのゲームを全然見ていないが、得点源であるウーゴ ヴィエイラがいないこともあり、攻撃はマルティノスの個人技一本。

天野の技術力も、中町も、ソウザと蛍の前ではいいところを見せずに終えてしまったという印象。

 

水沼宏太がコメントしていたように、正直セレッソは焦る必要ないなと。

そもそもの個人の能力に差があるので、後半、選手間のスペースが広がっていくことでチャンスは生まれてくる。

 

後半、セレッソは守備ラインの押し上げが遅れることで、DFからFWまでの距離感が広がる。

同じくマリノスの守備ラインでも間延びが生まれスペースが広がっていた。

 

そうなるとポイントは、セカンドボールを拾えるかどうか。

この部分で、ソウザと蛍は抜きんでていた。

また、清武にもようやく前を向いてなんどもボールが入り、リズムを掴んでプレーができていた。

 

セカンドボールを多く拾い始めたセレッソは、攻撃に厚みが出てきて山村のゴールが生まれる。

 

必然的なゴール。

 

全員攻撃、全員守備を徹底するピンク色のチームがそのまま勢い乗ってゲームをシャットダウンするかと思ったが、マリノスも中澤を筆頭に要所を抑えるのでそのまま延長戦へ。

 

逆転ゴールは、GKの一つの判断ミスから。

ちょっとこの時間であのミスはひどいな、、。

 

まぁその後、マリノスがセットプレーからチャンスを増やそうとするが、

ゴール前に人数増やすのに、マルティノスが中央をドリブルするという戦術無視した単独プレーなどがあり、ノーチャンスでゲームエンド。

 

セレッソは二冠ですね。

 

トーナメントを勝ち上がるには攻撃力より守備力。

それを感じる優勝でした。

 

柿谷や清武は、今のサッカー合わないだろうな。

もっと二人がボールを触り続けることで最高の攻撃が見れるのに。。

フロンターレとかいかんかな。

 

そんな感じで今シーズン1本目のブログ終了!

 

本年も宜しくどうぞ。

 

 

 

 

 

 

(55)【(生)緊迫の均衡を破ったのは青木の負傷退場のおかげ】 JL32 鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ

20個目のタイトルに向けてまた一方前進してくれました。

残り2試合(柏、磐田)のどちらかに勝利すれば問答無用で優勝が決まります。

 

 

 

さて、レッズ戦を振り返ります。

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直接のマッチアップというわけではないですが、このゲームのポイントは、鹿島のボランチ三竿、浦和のアンカー青木のデュエルだったかなと思います。

 

マリノス戦からではありますが、僕は三竿をかなりいい選手と思っています。

生でみるとその良さは更に際立っていました。

 

攻撃時のポジショニング、ボールに対するアグレッシブなディフェンス、黒子に徹するシンプルなボール捌き。

21歳でこのレベルで落ち着いて状況判断をするプレーの数々は、

スーパーではないですが、かなり伸び代が詰まった選手です。

 

ボールを止めて蹴る、叩くという3つの動作に関してとてもハイレベルです。

あとは、プレスが激しい時にレオシルバのように1st touchで運べたり、ブスケツのようにいなすことができるようになれば、日の丸も狙えそうな気がしますが、まぁ同じポジションには井手口だったり、潰せて、運べて、展開できてをスピード感を持ってできるプレーヤーがいるので難しいですかね。

 

レッズは、柏木が裏に流れる動きと数々のパス、長澤の運び、武藤、ラフェルシルバの仕掛け、興梠の納まりと得点力。

と怖い武器が多々ありますが、三竿を中心に、相変わらずの昌子、植田が中央をシャットダウンすることで、結局シュート3本で浦和を抑えました。

素晴らしすぎる出来です。

 

昨日のルヴァンのセレッソほど、綺麗な守備組織を構築している訳ではないですが、

ブロックを作り、人に厳しくあたり、マークをついていくところ、受け渡すところそしてスピードのあるカウンター。

ここ数試合の前半ですぐに失点をしてしまう鹿島ではなく、

かなり集中力を高く維持した戦いを見せてくれて、鹿嶋まで足を運んだ甲斐がありました。

 

対するレッズは個の守備の強さが目立ちました。

特に2番のマウリシオと青木。

マウリシオは、自分の前にいるプレーヤーにほぼ自由にプレーさせず中央に鍵をかけてましたね。対人が非常に強く、金崎に対してのアプローチが秀でていました。

青木はワンボランチですが、周辺をうろつく土居やレアンドロをきちんとケアしつつ、縦パスも狙ってうまく回収ができていた印象です。

 

お互いに非常に守備が硬いので、緊迫したいい試合を90分続けてくれました。

 

戦前の個人的な楽しみは、西の足元と長澤和輝の運びでしたがどちらも予想通りハイパフォーマンスでとても勉強になりました。

 

西は本当に憎たらしいプレーを見せますね。

おそらく、根っから性格悪いでしょ。じゃないとあんなに相手の嫌がるプレーをし続けることはできないんやないかという持論です。

相手との間合いの測り方や、ボールを持った時の落ち着き、パスコースを作り出せるうまさ、読まれても浮かすことで打開する技術。

サイドバックでこれだけタメができるのは、チームとしてでかいです。

 

長澤は、元々攻撃的な選手で大学の頃から圧倒的技術を見せてましたが、浦和での守備の貢献も素晴らしく代表選出も納得できます。

 

ボール保持した時への力強い運びと推進力も流れを引き寄せる武器ですね。

ギャップで縦パスを受け手というより、横パスを受けて運ぶって方が多いので自分の得意なプレートとは少し異なりますが、それでも相手のコースに入るドリブルの仕方などは参考になりました。

特に60分頃に中盤で縦に運び、レアンドロに自分からぶつかりイエローを誘発させるプレーは中々日本では、学べないマリーシアではないかと。

 

さて、ゲームは、後半も引き続き鹿島は人とスペースを巧く埋める守備を行い、ゴール前までボールを運ばせることもそんなにせずにゲームを進め、

ショートカウンターの攻撃から西がクロスをあげ、レアンドロが合わせ先制を80分に。

 

その後も鹿島らしい勝つためのプレーを全ての選手が判断することで、

勝利を引き寄せてました。

 

最高すね!!!

 

では。

 

【勝てるチームと勝てないチーム】

おはようございます。

日本時間で、11/3(金)文化の日の午前9時です。

 

昨日の21時からabemaTVで72時間ホンネテレビが始まり、元SMAPの香取くん、稲垣さん、草なぎさんがsns業界を盛り上げてますね。

 

abematv、youtubeを筆頭にした動画コンテンツのビジネスモデルが、

今後益々webマーケティングの柱となっていきますから、乗り遅れないように要チェックです。

運よく仕事でもyoutuberと仕事をする機会がありそうですしね。

 

さて、そんな動画コンテンツですが、

先ほどとても面白い動画を見つけましたので、

こちらにリンクを張りつつ、シェアしたいと思います。

 

鹿島アントラーズの岩政選手が

ALE14(選手・指導者・取材者・研究者など、様々な肩書きのプレゼンターが"スポーツを語る"プレゼンショー)に登壇し、発表をしたプレゼンの内容が興味を引く内容でした。

 

岩政選手は、2003-2013まで鹿島アントラーズに在籍し、数々のタイトルをチームにもたらしたCBで、南アフリカワールドカップのメンバーにも選出をされているCBです。

 

そんな彼が鹿島在籍時に感じた、常勝軍団と呼ばれる鹿島がなぜそのように呼ばれているのか、そして鹿島で感じた勝てるチームというのは、どういうチームなのかを非常にわかりやすく説明してくれています。

 

まず動画を見て感じたのが、岩政選手の声ですね。思ったより高いなと。

もう少し太くて低い声なのかと思っていました。笑

 

Part1,2では、勝てないチームに陥りがちな言葉である、

「自分たちのサッカー」のカラクリについてです。

youtu.be

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そしてPart3では、岩政選手が考える勝てるチームという本質の話。

youtu.be

 

「目的は勝つこと?自分たちのサッカーをすること?」

「正々堂々≠当たって砕けろ」

「勝つことからブレない」

「ダメなら変える」

「献身 尊重 誠実」

 

この5つの言葉が非常に心に突き刺さっております。

詳しくは動画を見ていただけるとわかるのですが、

本当に納得します。

 

以下は岩政選手の引用です。

 

鹿島アントラーズの強さは、勝ち続けることができること

それは獲得タイトル数を見ても明らか。

 

自分たちのサッカーをすることは、手段であって目的ではない。

自分たちのサッカーというのは、言い訳だ。

相手のいるスポーツであるのに、相手ありきに考えていない。

ダメならスタイルを変えられる。

自分たちの振り幅を知っている。

選択肢があるか、ないか。

勝つことから逆算している。

 

鹿島アントラーズにとっての「自分たちのサッカー」とは、

戦術、スタイルそういった狭いくくりではなく、

 

ピッチに立つプレーヤーや鹿島アントラーズに関わる全ての人々が、

「献身 尊重 誠実」を体現する。

 

これが鹿島アントラーズにとてっての自分たちのサッカー。

.

.

.

いやーーー。とてもしっくりきます。

この軸があるから、鹿島はレアル相手にも立ち向かい"いい試合"ができるのだなと。

鹿島って正直、フロンターレバルセロナのように芸術的なパスワークを魅せる訳でも、レアルのような強烈なカウンターをする訳でも、ロナウジーニョのようなファンタジスタで試合をエンターテイメントにする訳でもないのですが、

なんしか勝ちますよね。タイトルをとりますよね。

 

でも決して勘違いしてはいけないのが、

勝つためにどんなことでもする。ではないんだなと。

 

先の言葉を借りると、

「献身 尊重 誠実」かどうかなんだなと。

例えばその運動量が献身的と言えるのか?

例えばその発言は人を尊重しているのか?

例えばその態度は誠実なのか?

 

ピッチ上のプレーヤーはこれを体現し続けることで、目的を達成することができるのだなと。

そしてこれはスポーツだけではなく、ビジネスでも言えるなと。

 

祝日の朝からすごいいい話を聞けたなと思っております。

 

では。

 

 

(54) PL10 Aresenal vs Swansea

アーセナルがホームで13連勝を達成しました。

驚異的な強さというわけではないですが、使命みたいな感じでしょうね。

 

それに僕もエミレーツに行ったことありますけど、最高の雰囲気ですからね。

選手としてもやっぱり、モチベーションはかなり高い状態でゲームをすることができるのでしょうね。

 

そんな今季の6勝目をあげたゲームを振り返ります。

テーマは焦れずに攻めきれるか。と言ったところですかね。

あとは前節の前3人+ラムジーの連動が今節も見られるかどうか。

 

スウォンジーは5-3-2で完全にハーフラインよりも引いた位置でブロックを形成し、前2人の身体能力を活かしてのカウンターと言ったところですかね。

 

前半の22分にスウォンジーが、先制をします。

アーセナルは、それまで75%近くのポゼッションをみせ、

 

またラカゼットにいい感じでボールが入り、ラカゼットもうまくターンをし2列目、3列目を生かすことでうまくPA内のポケットに侵入ができていました。

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スウォンジーの5バックをアーセナルの3枚にぶつけようとしますが、

アーセナルのシャドウのサンチェスとエジルは、サイドに流れてコラシナツやベジェリンと組むことで中央のスペースを空け、そこにラムジーや傍のシャドウが飛び込むといった感じで攻めようと試みます。

なので、エジルやサンチェスはある程度、攻めの起点になろうとするのですが、

誤算がスウォンジーのDFラインとボランチのスライドの速さですね。

 

前半は顕著にそれ感じました。

逆サイドにボールがある時の、5人目のDFと3枚のボランチのスライドがとても早いので、ジャカがいい感じでサイドにボールを散らしても、なかなかそこからスピードの上がる攻めができない部分と、中の枚数が少ないという理由から、なかなか得点に繋がらない印象でした。

 

そんな時に、スウォンジーがベジェリンのポジショニングの悪さを突いて先制。

 

ガナーズを中心にゲームに嫌な空気が漂いますね。

選手1人の表情も曇りが地です。

 

鹿島と同様攻め込んだ時の切り替えが早いので、

ボールを失ってもすぐに奪い返すのですが、スウォンジーの守備堅いですね。

 

でもこの5枚+3枚の守備って後半がポイントになるなと見ていて思いました。

4-4で守るより、3枚の人間のスライド量は多くなりますし、5の人間の移動の質も求められてくるので、90分という長い時間をやり続けるのは困難ですよね。

 

後半の立ち上がりに、ゴリゴリパスを回しこぼれ球を

コラシナツがぶち込んで同点に追いつきました。

右サイドから、ラカゼットとエジルがパス交換でPA内に侵入を試みた結果、ボールが溢れてコラシナツです。

 

アーセナルは、pass&moveとヒールがうまい。

こういう堅い守備組織を打開するには、奇想天外というか、

ただのインサイドのパス交換だけではやっぱり難しいんですよね。

 

んでコラシナツですけど、Footballplyerらしからぬいかついガタイですよね。

その割に、足元もあるし上がるタイミングもいいので、

3-6-1のWBとしてかなりいい役割をしている印象です。

もっと繊細なパス精度(エジルみたいな)があればもっと脅威ですけど。

 

これで、会場内に安堵が。

そして7分後に、先述したスライドの遅れからラムジーがゴール。

 

中盤で受けたジャカが左のコラシナツへロングパス。

ジャカはワンステップで左右に展開できるキック力が魅力ですね。

ふんわりが多いけど、こういう相手には、もっと早いのでもいいのだが。

コラシナツがそのボールを中央に折り返し、ラムジーが合わせてゲット。

 

まぁそのあとも縦と横に移動を繰り返したスウォンジーはジャブが効いているようで、プレスが鈍くなってきました。

そこをもっとがめつく点とって欲しいですよね。

そこがマンチェスターの2チームと違って脅威的ではない部分。

 

そのままゲームを終え、6勝目をゲット。

コシェルニーとモンレアルの攻め上がりをもう少し増やしてもいいんじゃないかなという部分と、ベジェリンのアイデアかな。

 

あとは、パスで均衡が破れないときは、イウォビを入れて崩す必要もあるなと見ていて思いましたとさ。

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

(53) JL30 横浜Fマリノス vs 鹿島アントラーズ

只今後半15分です。

あまりにも鹿島の選手が素晴らしいので、試合途中ですが筆を進めたいと思う。

 

まず、鹿島は引き続きの立ち上がりの悪さで、15分以内に2失点。

9月くらいからですか?本当に立ち上がりの失点が多い。

アップに問題があるのでは?

というか、ドMすぎませんか鹿島さん。

 

まぁまず失点から。

1失点目はセットプレーからですが、その前のマルティノスにカウンターを喰らうシーンが問題ですね。

後々は、このようなカウンターはほぼ受けなかったですが、

2〜3本あったマルティノスのスピードはややこしかったです。

 

さて2点目は完全に植田のミスですが、どうせ自分で取り返すのだろうと思ってましたが、鹿島の2得点目にやはり彼ですね。笑

まぁここからは素晴らしいほどの鹿島の時間帯です。

70分くらいまで。

 

この攻め込みの時間帯が続いた理由を考察したいと思います。

鹿島は選手一人一人が本当に賢いなと。

まぁ攻撃の基本は常に同じですが、

 

今日は特に両サイドバックがかなり高い位置をとって、

レアンドロ中村充孝が相手の嫌なところでボールを受ける。

FWがサイドに流れて、スペースを作るというのが基本。

 

んでこれを70分くらいまで続けることができた理由は、

三竿だなと。

 

正直、三竿についてそこまで使われている理由が僕はわからなかってのですが、今日のプレーを見て納得ですね。

潰さなくてはいけないポイントを21歳ながらよく理解しているし、理解しているだけでなくしっかり潰すことができている。

シンプルにパスをはたき、いい意味でレオの邪魔をしていない。

黒子役として活躍してる。

ボールを持った時の、状況把握能力もよく、ボールを失わないし、セカンドボールも拾えている。よく走れるし期待が大きい選手です。

 

と、ここまで書いている時にゲームが終わりまして、

2-3で鹿島は敗れてしまいました。

 

先ほど、70分まで鹿島の時間帯だったと書きましたが、その後の10分くらいで、マリノスの時間が訪れます。

(その後の10分は鹿島の時間で、合計80分鹿島の時間でしたが。笑)

 

その理由は、交代で入った遠藤渓太ですかね。

それまでは、2次攻撃、3次攻撃と鹿島は攻めることができていたのですが、

彼が入ったことで、マリノスはタメを作る場所ができ、全体が押し上がることができていました。

19歳というイケイケな姿勢が、マリノスの勝因に繋がったと単純に思いますね。

 

その後は、栗原を投入され、堅かった真ん中がさらに堅くなってしまい、

クロスボールも合わずで得点ができない鹿島でした。

 

決定機は多くあっただけに悔やまれる負けですね。

川崎との勝ち点差も2まで縮まってしまいましたし。

 

こんだけガチガチな中澤さん率いる真ん中をこじ開けるのは、中央からのコンビネーションとミドルシュートだと思うんですよね。

 

サイドからは、かなり攻めることができていたので、もう一つアクセントをつけるとなると、やっぱりレアンドロとアツタカさんがバイタルでターンして、ドリブルで仕掛けるという形ですよ。

んで、PKをもらいに行くってのがかなり相手にしては嫌なんじゃないかなと。

 

川崎はこういう時に、今年は阿部ちゃんがいるから点を取れますよね。

 

レアンドロもできるのですが、今日はヒットせずといった感想です。

 

あとは、いい意味でも悪い意味でも金崎がサイドに流れすぎているかなと。

特に伊東が入ってからはもうちょい中央で、相手が嫌なポジショニングをとり、他の選手をフリーにさせるというのをしてもいいのでは。と思いました。

 

冒頭の鹿島の素晴らしいとこですが、

先述した三竿、あとはレアンドロとレオシルバ。

ブラジル人ってなんでこんな推進力のあるドリブルができるんやろか、、。

 

レオはボール奪取がすごいと言われますが、

三竿と組むと三竿が主にその役割を担ってくれるため、

多くボールを触り攻撃の起点となってます。

 

決してセンスあふれる芸術パスとかではないのですが、

サイドへの展開、足元への楔、守備から攻撃へのカウンターのパスなど、

基礎が出来上がっているという印象ですね。

 

隙をみて、ダブルタッチで持ち上がりもできますから。

 

とりあえず、負けてしまったのですが、まだ4節ありますから。

川崎さんがコケるのを待つのではなく、丁寧に鹿島さんが勝ち星をつけていけばいいのです。

 

頑張っていきましょ。

 

ほな。