Football Diary...

Football Diary...

運とノリで高校サッカー優勝を経験した私が淡々と粛々と綴るFootball日記。

(23)CL16 PAR vs BAR (1st leg)

Footballの時代の変遷とは?

 

それはつまり

圧倒的な強者に対し

そのチームに対する、対抗手段の登場である。

 

と解釈することができる。

 

圧倒的な強者であり時代を作ったバルセロナのポゼッションに対して、

そのバルセロナに前線からハイプレスをかけ、ボールを奪う。

つまり高速のカウンターを繰り出し続けたレアルやアトレティコの台頭がその最近の例ですね。

 

そしてそのハイプレスをかいくぐる方法が現れ、またフットボールの時代が変化していくのでしょうね。

 

そういう意味で、最高のハイプレスを行い、ゲームの主導権を握ったのが

前半のPSGですね。

 

と、、、

前半を見終えた僕は、上記の文書を書き始めました。

 

しかし、、、前半だけではなかった。

 

ここ最近で、こんなにも圧倒的にバルセロナが負けたのを思い返せますか、、、?

 

パリ・サンジェルマン。。。

本当に最高のFootballを見せてくれた。

 

僕がこの試合のMOMを決めろというならば、

 

アドリアン・ラビオだろう。

1995年生まれのまだ21歳の若造がこのゲームの全てを握っていた。

 

僕は確か、去年だか、一昨年だかに初めて彼のプレーを見たのだが、

その時に、こいつやばいと思った。

背が高くて、ヒョロヒョロなのに、足元抜群。

 

あひるの空でいうと、モキチみたい。

 

ラビオとともに、ヴェラッティも潰しまくるし、奪った後の技術の高さで

攻撃の起点に。

この二人、いや、マテュイディも忘れてはいけないね。

とりあえずこの3人が、バルセロナの中盤と、MSNを潰しまくり、且つ攻撃で相手を翻弄し続けていた。という印象。

 

それでも前半の25分あたりから、

ネイマールの個人技で攻撃の糸口を見つけていたが

得点には至らず。

 

こういうプレスをするチームのあるあるで、いい流れの時に点を取れない。ってのが

バルサの試合。

 

けど、要所要所で抜群の技術と突破を見せる元ホワイトナイトのディマリアが、

最高の2得点を叩き出して、ゲームを決めたね。

 

僕は普段あまりリーグアンを見ないので、PSGのこともあまり知らないが、

こんなに強いとは。

 

解説者の戸田さんも言っていたが、

このゲームでは、監督から与えられていた、

やるべき守備を徹底的に全員が行なっていた。

という印象。

 

バルサの敗因は、、、

言いたかないけど、イニエスタ大先生の守備のポジショニングかな。

今までは、それを感じさせない圧倒的ポゼッションがあったから、大丈夫だったけど、

こんだけハードにGKまでプレッシングをかけてきて、

あの距離感でのパス回しはしんどいなぁ。

 

グアルディオラの時は、もう少し距離感が近くて、シャビもいたから剥がすことができていたんだけどね。

まぁ時代の変遷ですな。

 

PSGがボールを支配し始めたらどういうゲームになるのかも見たいな。。

なんしか、バルセロナの次は無さそうだ。

 

以上。