(39)TL10 TOKYO CITY FC vs 慶應BRB
悔しさが出てこなかったですね。正直いうと。
例えば、
今からボルトと200m走で競走してと言われて、走って負けても悔しさはあまりないですよね。
それは、敗北が明らかだから。
明らかな敗北とわかっている戦いに挑んで負けても悔しさは出ないと思うんです。
当たり前ですが、
僕は試合をする前は、そんな気持ちを微塵も持っていなかったです。
明らかに負けるだろうという気持ちはなかったです。
だけれども、
申し訳ないが、後半開始早々に3点目を決められた時に、
これはきついなと感じてしまいました。
本当はこんなことは言いたくないけど。
でもこの感情を抱いた理由を解いていかないとチームとして成長は無いと思うので。
これは、別にチームを批難するとかではなく冷静に振り返ると、
今のままでは勝てる要素が限りなく少ないと思う。
時系列にして、試合を振り返ります。
結果負けたからそういうのだろ、ってなりそうですが、
これは本当に思ったことを淡々と書きます。
まず、試合前の段階ですね。
何回同じことを繰り返すのだろうと思うのですが、
毎回バタバタバタバタして試合を迎えます。
まぁ、前の試合との兼ね合いや、グランドでのアップをギリギリまでしなくてはいけないとかそりゃありますけど、毎回ばたつく。
試合前に落ち着く時間がない。
座る余裕もない。
慌ただしいままゲームに入り、
開始1分に
あんだけ警戒をしていた相手の7番をどフリーにしてシュートを打たれてしまう。
このゲームの最大の前半を0で抑えられるかどうか。という点。
それなのに、1分にどフリーでシュート打たれるってのは、明らかに気の緩みでしかない。
誰とかではなく、これは完全にチームの責任。
次。戦術面を少し。
戦前の予想では、
慶應は4-2-4気味で、両SBと4のワイドがかなり高い位置を取ってくる。
それを警戒して、僕たちは3-4-2-1の4のワイドを一個下に下げ、5枚で守るという作戦を敷いた。
まぁ"戦前"の対策は、だ。
しかし、ゲームが開始すると、
右のワイドで出ると想定していた7番が1トップの位置に入り、
その下に9番がシャドウ気味に立つ。
右ワイドに11番が入り、ゴリゴリ駆け上がる。
左のワイドは50番(こいつがくそうまい)で、かなり落ち気味にボールを受け中盤で数的優位を作る。
ボランチの40番は技術に長け、長短のパスをうまく使い僕らをずらす。
ここまでは正直、誰でもわかる。
見てわかる。
僕らが5枚引いてるということは、
ワイドに出させても問題ないという概念だ。
しかしだ、開始早々うちの左ワイドが再三に渡って攻め立てられた。笑
いや、なんのために5枚引いたの?と思わざるを得ない。
次に下の画像をみていただきたい。
相手の左のCBが右のCBにパス。
その時点でのうちのシャドウの立ち位置が悪すぎる。低すぎる。
左のCBがボールを保持した時点で、相手の右SBと右のCBの中間地点に立ち、
どちらにも行けるよ。というスタンバイをしなくてはならない。
それが、この低い位置にいることで、右のCBにどフリーでパスが渡る。
すると、相手は、右SBが高い位置を取れるし、右のウィングも張って高い位置を取れる。
正直、右のウィングにここでパスを出され、うちの左のシャドウがプレスをしている時点で何枚守備がいても足りないだろ。
というかどんだけ余らせるんだ。笑
なのにここでは3枚フリー。笑
こんなことをして、どうやって勝つの?
前の人数を無くしてまで後ろに人を割いてなぜこんなシュチュエーションが起こる?
こういうとこにフットボールIQが出てしまう。
前からプレスをかけるというチームが
ライン統率もろくにできない中央CBを抱えて、どうやって引いて守るの?という話。
それでも15分くらいまでは、なんとかシュート一本くらいで守っていたし、狙ったかどうか定かではないオフサイドを駆使して凌いでいました。
それでも相手の思惑通りうちの左サイドの裏を完全に取られて、マークをつくことが苦手なCBがマークを外し失点。
なんでそんなポジショニングなのかなーと。
ただそれだけだよ。
なんでもっと中間ポジション立てないのかなーって。
ポジショング一つで全て解決できるのに。。
結局このポジショニングの部分とかは、経験してるか否かなんだと思う。
大学サッカーってのは、この辺かなり学べると思うんだけどさ、
大学サッカー味わっていないがおったらきついよ。
特にこんな大学サッカーのようなゲームをしてくる相手なんて特にね。
どこでGOするのか、どこを取り所にするのか、わからないんだもん。
まぁそんな感じで、給水タイムを迎え、給水タイム後FKを直接決められて、0-2...
もう一度確認すると、僕たちの前半の目標は無失点です。
まぁそれでもまだ後半に向けて、思考の切り替えをハーフタイムで行い、
後半戦に挑みました。
が、しかし、、、、、
開始1分未満に、クリアミスをダイレクトで打たれ失点。
今だから言えますが、
切れましたね完全に。
こんなことをしていて、格上と言われるようなチームに勝てるわけがない。
Footballは何が起こるかわからないというのは、
やるべきことをやっているチームに言える話。
後から写真を見返しましたが、皆この瞬間下を向きましたね。
なんの言い訳もない、ただのミスからの失点ですから。
しかも後半開始1分。
唖然ですね。
なんとかそのあとは、
メンバー交代が功を奏したのか、流れは少し変わり、
1点をショートカウンターで決めて1-3。
その後、後半の最後に前がかりになった僕たちはカウンターを喰らい、
The ENDとなります。
結果は1-4の完敗。
勝てる要素が見えなかったです。現状では。
今期の絶対目標であった2部昇格は、限りなく不可能になりました。
これから、来シーズンにむけて課題は山ほどありますが、
一番は補強ですね。
理想は大学サッカーを経験している人。
ポジションは問いませんが、
強いていうなら、サイドハーフとGKですかね。
まぁ正直どこのポジションでも大歓迎です。
こんな感じで毎試合写真も撮ってくれます。
僕は、球を受けて、捌いて、抜けて、受けて、仕掛けて。
というリズムを試合中に何度もすることで、調子を上げていく選手だと自負していて、
そのためには、良きパサーが欲しいのです。
メッシやアザールのように一人で局面を打開することも、
周りを活かし、活かされるタイプです。
もっとボールに触れたいのです。
だから蹴るサッカー、引いて守るサッカーは嫌です。
どうか僕にパスを。
ということでパサー待ってます。
最後にこの試合、
僕の出来は最悪でした。
たまにくるボールを納めることもなければ、ショートカウンターの起点になることもできず。
散々守備の戦術や、チーム全体の総括をしましたが、
個人がやはりレベルアップしなくては、勝てないのは明らかです。
まだまだサッカー上手くなりたいな。
では。