(48)JL27 鹿島 vs G大阪【僕がFootballを始めたきっかけ】
非常に楽しみの一戦でしたので、生で見たく、カシマスタジアムまで足を運びました。
試合レビューの前に、カシマスタジアムの思い出を。
【フットボール人生の始まりは、カシマスタジアムでの生観戦】
僕が初めてカシマスタジアムを訪れたのは、ほぼ記憶がないのだが、
1〜2歳くらいの時で、アントラーズには、アルシンドやジーコなど名だたるスーパープレーヤーが在籍している時。
スタジアムでジュースを飲みながら試合を観戦している写真が、家に残っており、それを見て、あ、カシマスタジアムに行ったことあって、そういう名だたる選手を生で見たことがあるんだー。という話です。
さらにいうと、その試合を見たときに、僕はいつになったらサッカーができるの?って言うてたらしく、そこが僕のフットボール人生の始まりだったようです。(母親談)
まぁそれが最後に行った、カシマスタジアムのため20年以上この場所に行くことがなかったので、
すごくワクワクして、カシマスタジアムへむかいました。
【カシマスタジアムまでの行き方】
鹿島のホームゲームのときには、東京駅の八重洲口の高速バス1番乗り場から、1,830円でビュンッとカシマスタジアムで予約なしで行くことができます。
しかしこのバスは毎日鹿嶋神宮駅まで本数を多く、走っているバスで、ホームゲームがあるときだけ、終着がカシマスタジアムになると言うパターンです。
そのため途中で水郷潮来(すいごういたこ)や鹿島製鉄所だったり、鹿島セントラルホテルなどを経由して最後にカシマスタジアムにつくので、直行でスタジアムまで行くより、多少遠回りして向かうので時間が2時間弱かかります。
そのため、予約なしでこのバスを使うと言う方は、途中のセントラルホテルや、水郷潮来で下車して、そこから3,000円くらいでタクシーで行くと時間が大幅に短縮できるそうです。
でもまぁ時間にゆとりを持って行けば、そのまま乗って行けます。
あとは、鹿島アントラーズのHPからアクセスを見ていただくとわかるのですが、
直行便も予約を取ることでいけるので、前もって行くことがわかっている人は、往復のバスを予約した方がいいかもしれませんね。
帰りは、予約なしの方でも案外スムーズに帰れて、カシマスタジアムから東京駅行きのバスがひっきりなしにたくさん出ているので、若干並びはしますが、15分くらいですぐに乗車できて東京駅まで帰れます。
カシマスタジアムまでは、遠くて行けないと思っていたんですが、
ガンバ大阪のようなビックゲームの相手でも割とスムーズに、
アクセスできるみたいで、おすすめです。
【ゲームの総括】
では、話を戻してゲームの総括に移ります。
まず、僕的なこのゲームの見所は、見所多い2チームの対戦ですが、
井手口のパフォーマンス、FW金崎vsDF三浦、鹿島首位の理由、あとは安部ちゃんの
部分あたりですかね。
この3つを念頭に入れながら、試合を振り返ります。
実は、こんなワクワクして試合を見に行ったと行ってますが、
実際に会場につきゲームを見ることができたのは、前半始まって15分してから。
なので、ファンウィジョのゴール見てないんですよね。
ちなみに言うと、レアンドロのゴールもトイレに行っていて見てないんです。
スタジアムに行ってもゴールを見逃しがちな僕です。
(先日の日本代表vsオーストラリアも生で行ったのに、得点シーン二つ見逃してます。)
DAZNでファンウィジョのゴールを見ましたが、彼の野生的なゴールを向かう姿勢は、
スアレスや、カバーニ、岡崎、金崎と同様に相手にとっては脅威ですね。
対応していた昌子もゴールを守る曽ヶ端もまさか打ってくるとはと思う対応でした。
Jの首位ですらこの対応なので、それでは世界との差は縮まりません。
ファンウィジョは前半から、ロングボールに対して、うまく体を使いながら、
鹿島の日本代表コンビのCBと競り合っていました。
韓国人らしいフィジカルの強さは見応えありましたし、彼ら2CBにしては、とても面白い相手だったでしょうね。
遠藤がトップ下にいることで、収めどころを前に作ろうとするガンバ。
さらに遠藤の守備のうまさで、鹿島は低い位置でもボールを奪われる機会が多く、危ないゲーム運びが続く、前半のスタート。
さらには、井手口と今野がかなりハードな守備でゴール前を固めるので、
鹿島はうまく攻撃が行かないという前半でした。
井手口のプレーを生で見るのは、2回目ですが、本当にこの人の守備範囲の広さとボール運びは敵にしたらかなり怖いですね。
PA付近でボールをもった時も、オーストラリア戦のミドルが脳裏によぎるので、間合いを詰める対応が必然でした。
切り替えも早く、対人での体の強さと深さがあるので小柄ながらかなりボールを奪える。
相手ボランチがもった時の寄せも速く、奪った後の処理も的確。
スライディングの技術も長けている。
後半の最初にレオシルバを抜いたように縦のスピードもあるので、
こいつは本物だなーっと思いました。
G大阪は井手口と今野のおかげもあり、4-4で守備ラインを引いた時に、
見ていてかなり強固に感じます。
鹿島両SHが中に絞りますが、そこへの対応も怠らない。
前半の鹿島はサイドにボールを集めて攻撃の起点を作りますが、
なかなか深いところまでは運べず、攻めあぐねている状態でしたね。
さらにG大阪には、三浦がいます。
三浦も対人にかなり優れ、足も速く、裏の対応もできる。
前にもアタックでき、金崎をほぼ完璧にシャットダウンしている前半でした。
大阪桐蔭なので、守備の戦術理解も異常に高い。
倉田も守備意識がかなり高くて、
G大阪は最強の攻撃陣と言う印象が昔からありましたが、
今は、かなり組織的に守れるチームと言う感想です。
鹿島はどうこじ開けるのかなーと思ってました。
このゲーム結局、セットプレー二つで鹿島は点をとりますが、
敵ながらG大阪は勿体無いゲームをした印象。
前半のロスタイムの泉澤のファウルは完全にやってはいけないプレーでした。
時間帯、場所、全てに置いて軽率なファウルでした。
こうして1-1で前半が終了。
後半は、遠藤がいなくなり長澤が入ります。
なぜかわからない交代。
結果見ても起点になることもできていませんでしたし、、。
後半の鹿島は、攻撃の見所が多彩で再三ゴールチャンスを作りますが、
中々ゴールネットが揺れません。
金崎が低い位置でボールを受け、ボランチをサポートしつつ溜めを作り、
両SBが高い位置を取ることで、鹿島らしい攻撃が出てきます。
さらには、安部ちゃんも登場します。
鹿島ファン皆楽しみなんでしょうね、彼のプレー。
ボールをもって人を交わすたびに完成歓声が沸いてました。
いや、実際めちゃめちゃ上手いです。
キレのあるドリブルに、繊細なタッチでボールを処理する。
相手の動きを見て、判断を変える。
相手のプレスにも動じない技術力。
レアンドロのような力強いボール運びやシュートは持ち合わせていないですが、
この選手を見るために鹿島に足を運んでもいいと言えるかなり、価値ある選手です。
ゲーム内容に戻りますが、前半に比べ鹿島は前にボールが収まり、相手のSBの裏をつく攻撃をすることでシュートまで再三持ち込みます。
しかし、最後の精度で点に繋がらない。
見ていてもどかしくなります。
そんなこんなで、ゲームは後半ロスタイムに入り、
植田が劇的なロスタイム弾をヘディングで打ち込み逆転勝ち。
鹿島がセットプレーでCBが点を取れるようになると本当に強い。
一時代を築き上げた時も、結局秋田や岩政らがセットプレーで最後にゲームを決めていましたからね。
川崎も引き分けたので残り7節ですが、かなり優勝が見えてきました。
ガンバは後半、長澤を入れましたがサイドから攻めることが全くと言っていいほどできずに采配失敗になってしまった印象があります。
にしても、、鹿島本当に強い。
大岩監督になってJリーグは15試合で13勝1分1敗。
勝率86%ですか。笑
この2敗が川崎ってのもまた面白いところですけど。
鹿島の強さ何でしょうね。
組織として完成してますよね。
勝つべくして勝っている。負ける要素が見当たらない。
負ける要素が見当たらないにプラスして、勝ちきる力があります。
しかし、前半の失点が多いのも事実。
その辺を修正していくことで、来季のACLの獲得が見えて来るのでしょうね。
では。