Football Diary...

Football Diary...

運とノリで高校サッカー優勝を経験した私が淡々と粛々と綴るFootball日記。

ファミリーのためにってやつ。

 

勝ち続けないとみることのできない景色。ってのをみせることができたらいいな。

 

 

と、思っていた。

 

 

勝ち続けることで味わえるステージ。

歓喜。感動。苦しみ。悔しさ。涙。

それをちょっとだけ多く体験したことがある人間として。

 

 

スポーツを通して学べることは多岐にわたり、それはビジネスにも通じるところがたくさんある。

でもぼくがサッカーを続ける理由は、そう言う堅苦しいのではなく、

 

みんなで喜び合うことが幸せだから。かなと、この勝利で思った。

 

 

スポーツを社会人になっても、真剣に取り組むのは大変。

様々な誘惑、しがらみがあり、考えることがたくさんある中で、ボールを無邪気に追いかけることができるのは、とても幸せなことで、

そんな中で、勝ち続けて、結果を出してみんなで歓喜する。

 

カテゴリーや優勝の価値に違いはあれど、これほど悦楽する時はないかもしれない。

 

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昨年から始めた社会人サッカー。

 

久々に本気で取り組むサッカーに夢中になりながらも、

チームがどうこうというよりは、個人的にただいいプレーしたいな、点取りたいな、こういうことができたらいいなというだけで過ごした1年。

 

今年はそんなぼくに、

”キャプテン”という責任を背負わせ、チームのために働けと。半ば命令がでた。

ぼくにできるのだろうか。

と始まった今シーズン。

 

 

 

”思う”と”言う”には距離がある。

 

 

ぼくは、結構、感性で生きているので、あれこれ敏感に物事を察する。

占い師にも言われた。感性鋭いわね。って。

 

 

去年までのぼくは、「思う」

で留まっていた部分がたくさんあった。

 

 

でも今年は少しずつ「思う」から「言う」までの距離を縮めた。

そして、ちょっとずつ言葉にして発してみた。

 

みんなが何を感じたかはわからないけど、この「距離」を縮めることができるようになったのはぼくの中で成長した部分なのだ。

 

話を戻すと、

今年のぼくの中の目標はまず、

昨年達成できなかった、優勝をして、1つ上のカテゴリーに上げること。

 

 

東京都社会人リーグの3部。

12チームのブロックが6つあり、各ブロックの1位のみが来年度2部に昇格するというレギュレーション。

 

そんなリーグ戦が4月から始まり、10試合目に及ぶ試合が7月29日(日)に行われた。

 

かんたんに言うと、勝てば優勝という試合。

 

で、きっちり2-0で勝利し、

10試合、10勝0敗。43得点、1失点。

1試合を残してきっちり優勝を決めた。

 

 

TOKYO CITY FC というチームは、組織がきちんとしている。

スポンサーもついて頂き、お金が動く。

 

ただの球蹴りが、僕たちの試合結果が、

様々な方々の利益を生む可能性がある。

 

そういった意味でもこの2部昇格は絶対条件であった。

 

ぼくは、正直、優勝をする瞬間までは、

”TOKYO CITY FAMILYのために”という認識が少し薄かった。

 

 

トップのメンバーがピッチで勝利のために奔走して、勝てばいい。

ここだけを考えていた。

むしろここだけを考えていればいいような環境にして頂けていたのかもしれない。

 

 

でも優勝を決めた後の、運営のみんなの喜び方をみていたら、

 

「あー、みんなのために勝ててよかったな」という気持ちになった。

涙を流すくらい、チームのために働きかけていた人たちがいたんだな。

 

ほんとに、みんなありがとう。という感謝の気持ちがでた。

 

プロの選手が

スポンサーのみなさん、スタジアムに足を運んでくれているみなさん。

っていうけど、

カテゴリーや価値や規模にはそりゃ差があるけど、

これが、Familyのために闘うってことなのね。って思った。

 

 

こういう気持ちは、勝ち続けないと味わえない。

勝って結果を出して、何かを得ないとみえてこない。

 

 

だからほんとに勝ててよかったなぁって思った。

 

 

ゲームをみたら、それはもう課題だらけですよ。

ぼくもこの大事なゲームで、呆れるほどボールロストの連続でしたよ。

相手には元プロのFWもいて、ちんちんにされた場面も何度かあった。

浮き足立ってしまう立ち上がりだったし、後半なんてろくにボールを繋げていない。

 

だけど

圧倒的にぼくたちの方が勝ちに飢えていたんだなあと思う。

 

次の試合とかじゃなくて、この試合を勝つ。

 

みんなで、必死こいて戦ったなー。そんな勝利だった。

 

きみたち所詮3部じゃん。

そうなんだよ。3部なんだよ。

 

けどさ、みんなのために戦うって超気持ちいいよ。

って気持ちに久々なりました。

 

みんなありがとう。

 

まだまだ試合は続きます。

 

とりあえず、残りの1試合のリーグ戦を勝って、

カップ戦も優勝する。

 

そこまでは止まっていられません。

 

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初めて胴上げしてもらえた。

 

ちょっぴりキャプテンしてよかったな。って思えた。

 

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では。