Football Diary...

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運とノリで高校サッカー優勝を経験した私が淡々と粛々と綴るFootball日記。

(45) JL23 浦和レッズ vs FC東京

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プレミアリーグが始まってしまい、サッカーを見ることに追われている日々を過ごしています。

その中でも、鹿島、川崎、アーセナルはほぼフルで見よう頑張っているのですが、今節は浦和vsF東の試合を生で観戦しに行ったため、

いずれの試合も見ることができずに、日曜日を迎えております。

 

さて、浦和レッズは監督が代わってからなかなか好調ですね。

菊池さんがスタメンになっているのは、嬉しいことです。

 

というわけで、雷雨が激しい中埼玉スタジアム2002まで足を運び、ゲームを見てきました。

19時キックオフで、久々にアップから見たいと思ったので、18時15分には会場入りをしたのですがっ、なんと雷雨のため試合は1時間遅れ。アップもそれに合わせ1時間遅れ。

まぁ選手が一番メンタルコントロール大変ですからね。待ちましょう。

 

というわけで、KICKOFFを気長に待ちました。

 

試合開始に驚いたのがFC東京のフォーメーション。

東京の試合を見ないので知りませんでしたが、3-3-2-2というフォーメーションなんですね。

高萩をアンカーに置いて、その前に橋本と米本。

高萩がアンカーってことがまず驚いたのですが、彼のセンスは抜群ですね。

普通のパス出しなら、読みでカットできていました。

米本と、橋本が前線が動き回ることで、浦和にボールをにぎらせないという立ち上がり。

 

レッズはマウリシオが3バックの真ん中にいましたが、ちょっとぎこちない部分がありましたが、まぁ組み立てはある程度できていましたね。

 

まずはゲームのまとめですが、

大雨降りしきる中、若干のズレはありますが、レッズの中央の崩しは素晴らしいですね。

2得点目が素晴らしいのはわかりきっているのですが、

そのほかの部分でも、ワントップに入った時の連動は、随所に見られました。

 

レッズは、

東京の中盤の守備と、前田遼一、大久保の収まりが非常に効いていたため前半の得点シーンまでは全然進めていなかったのですが、唯一駒井がスピードを生かし、右サイドを駆け上がり、クロスからゴールをお膳立てしてからは、多少ゲームに変化が。

 

FC東京のGK大久保は林の怪我があり、スタメンだったようですね。。

正直、反応が遅くあまり良いパフォーマンスではなかったと感じました。2失点ともはやしなら、、?と思ってしまいましたね。

 

このゲームで特に感じたのは、前田、太田の技術の高さですね。

前田は日本代表の時からよく収まるなー、ってわかっていましたが、生で見るとよくわかります。身体の当て方がうまく、足元の技術も秀でて、ターンもできる。

そして守備の切り替えも早いので、後ろはかなりありがたいです。

なぜ前半で代わったのか不思議でしょうがない。。

次に太田ですが、海外に行ったことのある選手だけありますね。

キックの精度はもちろん、中盤でボールを受けても失いませんね。

駒井のスピードに、1失点目にやられたくらいですが、あとはこのサイドは占拠していたと思います。

 

FC東京は得点まで、なかなか裏に抜ける選手がいないので、(米本と橋本からは出てこないです。)ボールは保持しているがシュートまでスムーズには行けなかったのですが、大久保がDFラインの前で巧みにボールをもち、室屋の素晴らしいランニングから橋本がGOAL。大介の裏を取られたわけですが、まぁ正直あれはランニングと大久保の持ち方が素晴らしかったですね。

 

こうしてサイドの選手が背後をとる動きが出てくると、守備ラインには、穴ができて来ますから3バック時のサイドは大変ですね攻守ともに。

 

東京の物足りなさは、米本のパス配給ですかねー。もう少しパスセンスがあって、前をむくことができると、大久保をもっと生かすことができるのにと感じました。

 

さて、前半の2得点目のレッズのパス回しを見て見ましょう。

柏木は、試合中よく動きます。裏に抜けるし、敵を外す動きも果敢に行い、自分の持ち味であるパスをフリーで行うために準備をしてます。

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まず、阿部から遠藤にパスが入ったところで、裏へのランニングを行い、出なかったところで、自分の開けた中盤のスペースにまで戻りエウリシオからパスを受けます。

そのあと、興梠に預け、マーカーの米本がボールウォッチャーになると動きなおし、ワンツーを受けます。こんだけフリーでボールを受けると柏木はなんでもできますね。

逆に言うと、この時は、高萩と米本、橋本の逆三角形は、興梠と柏木の二人に対して、何もせずにアタッキングサードにボールを運ばれてしまいました。

 

柏木に入った時の武藤のランニングも巧みで興梠へのスペースを開けます。

サッカーってボールを持った選手にフォーカスがいきがちですが、こうして見るとボールのない時の動き、動きなおし、敵を外す動きの重要性がわかります。

こうしてワンタッチの連動が生まれ、ゴールが生まれましたね。

 

素晴らしい!!

久々に見ましたね、レッズらしい攻撃を。

 

後半、ウタカが入りましたが、正直全く機能してなかったですね。

室屋の怪我もあり、永井が途中から出場しましたが、正直永井のWBは戦術理解度の部分でまだまだ浅いなと言う印象。

前に出るタイミングや、守備でのポジショニングがね、、。

 

そんなF東に変化をもたらしたのは、中島翔哉です。

ドリブルスピードが早く、以前オリンピックで見たときよりも、シュートへの意欲が出ていて、怖い選手になっていますね。

大久保の指導があったのでしょう。

 

と言うか、大久保が全然機能してないですね。ウタカと仲悪いでしょうこれ。

 

菊池大介のプレーを久々に生で見ましたが、シンプルによく走るわ。

何回、うらへのカットインのランニングをしていたことだか。

味方のミスで、グダグダゆっくり戻ることもせずに、プルバックしますし、永井のスピードも出させなかったところはポジショニングがよかった証拠。

あとは、もっとオンザボール時に、もっと起点になってほしいな。

 

ではこの辺で。