Football Diary...

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運とノリで高校サッカー優勝を経験した私が淡々と粛々と綴るFootball日記。

(49)JL28 鳥栖 vs 鹿島 【球際激しいゲーム】

いつもは試合の結果を見ないようにして、

DAZNなりで、試合を見るのですが、

不意にSNSで知ってしまいました。

鹿島負けました。

 

何故負けたのかという部分がかなり気になったので、ゲームを振り返りました。

 

鳥栖って地味に嫌な相手だなぁと警戒しており難しいゲームになるなと思っておりました。

 

というか鳥栖9位ですか。

このチームが9位なんてJリーグはいかほどレベル高いの?

と思わせるくらい、激しく勇猛果敢なチームでした。

昌子vs鳥栖ラグビーのようなデュエルがあり、見応えありましたね。

 (前半13分あたり)

 

小野や田川が前線から激しい守備をし、吉田豊金崎夢生がばちばち。

鳥栖の攻撃は、CFWのビクトルイバルボがおさめて、原川や小野裕二がガンガン裏に抜けるし、仕掛けるし、脚も早いしで勢いがとてもあり、

特に、西と山本脩斗の両SBは相当きつそうでしたね。

 

こんだけ前からばちばちくるので、金崎夢生が右に流れて、ためを作ろうとしますが、

CBの鄭昇玄、吉田豊が簡単に前を向かせず潰しにかかります。

 

鹿島のほうが僅かにポゼッションがありますが、

ハリルが言っていたように、

ポゼッションが高いチームが強いというわけではなく、デュエルに勝つ回数が多い鳥栖のゲームでしたね。結果を見ても過程をみても。

 

鹿島は組み立てとカウンターがどちらも優れるので、スプリント回数や走行距離もほぼ相手の方が多いが

結局勝ってしまうチームです。

しかし、前半はスプリント回数が多い鳥栖の前線陣にタジタジといった感じ。

決定機を鳥栖が3本くらい外してくれて後半に望みをかけるという前半でした。

 

さて、流石に後半は大岩監督の手腕もあり、ペースを徐々に鹿島が作り、シュートチャンスを生み出します。

が、吉田豊を中心にかなりハードなDFラインの選手たちのディフェンスで、シュートをフリーで打たせませんね。

僕は吉田豊選手を、ヴァンフォーレ時代に、何度か見ましたがここまで、素晴らしい選手には感じませんでした。

ここ数年でかなりいい選手になっているようで、僕的にはビクトルイバルボと並んで、MOMに値してる選手に思いました。

 

このゲーム、私の絶賛CBが二度ほど判断ミスをしたのが気になりました。

前半の山本脩斗パスミスから、イバルボが持ち運び、植田をかわしてシュートを打ったシーン。

(前半32分あたり)

まぁ外から見てるので、言えるのですが、植田にまずアプローチさせようとジェスチャーしていたのですが、まずは昌子自身がアプローチして、対応するのでもよかったのかと。

確かに昌子の後ろから、追い越す相手選手がいましたが、山本が戻って来ていましたし、パスコース切りながらのアプローチが昌子はできるはずなので、問題ないかなと。

植田が慌ててアプローチ行ったこともあり、容易に交わされてしまい、昌子が無力化してしまいましたね。

 

昌子が1stアプローチを行い、植田の方にドリブルさせて奪うという方法が外からみるとベターかなと。

 

というわけでらしくない昌子の対応がありました。

 

もう一つは、失点のシーン。

本人もコメントを残していましたが、原川が後ろから上がって来たのですがそちらに一瞬視野を奪われたことで、福田が浮きました。

そこに正確なクロスが合いゴール。だったんですが、

原川に対しては、遅れながらも安部が対応しており、原川については、三竿がついていました。

 

ボールがゴールライン付近からペナ付近までバックパスされた際に、ちょうど原川がランニングしたので、昌子がそちらに気を取られ、三竿も福田を見逃してしまいましたね。

 

三竿と昌子の間で浮いた福田のヘディングも素晴らしかったのですが、

昌子のせいだけにはしたくないですが、DFリーダーとしてかなり落ち込む失点でしたね。

 

9位というチームのモチベーションは、どういうものかわからないですが、

恐らく1位のチーム相手に自分たちのサッカーを、できることをぶつけて挑もう。というのがあるのかなと思います。

 

今後の6試合、鹿島はいかに挑戦者としてゲームに臨めるかどうかがKEYになりますね。

 

さらにはアウェイでのゲームが続くので、苦戦が強いられますが、残り6節全勝で優勝目指していきましょう。

 

また、このタイミングでのペドロジュニオールの復帰はかなりプラス要素です。

次節金崎夢生が出場停止ですが、代わりの選手の躍動を期待します。

 

では。