Football Diary...

Football Diary...

運とノリで高校サッカー優勝を経験した私が淡々と粛々と綴るFootball日記。

(51) JL29 鹿島アントラーズ vs サンフレッチェ広島

なに目線だよ。

ってなりそうですが、サンフレッチェ広島の90分の試合を見て決して16位に低迷する理由がわからないですね。

 中盤の真ん中3人を中心にインテシティが優れている守備を見せてくれていましたし、

3人のブラジルが違いを見せ鹿島を苦しませていました。

 

特に青山なんて流石ですよ。

常に首を振り、状況を判断し、味方を動かして守備組織をつくり、自らも球際をがっつき採算に渡りボールを奪取していました。

視野も広く、ダイレクトでの全然の配給も素晴らしい。

何より姿勢がいいんですよね。

骨盤が立っているので、股関節の可動範囲も広がり、重心移動がスムーズにできている。

屈筋を使わないので、長時間に渡り安定したプレーをし続けられるのも魅力です。

 

と、そんな広島でも、何だかんだ結局「鹿島らしさ 」で全てを表現できてしまう強さをもつ今のアントラーズには勝てずでしたね。

 

序盤は、広島の稲垣の横を鹿島のインサイドハーフと、ペドロジュニオール、土居がうまく引いてボールを引き出してました。

しかし段々と青山と柏のチェック、稲垣の運動量でそこを抑えることができるようになった広島は、まずその縦パスのコース消し、サイドにボールを誘導させてそこを激しくチェック。そこでうまくボールを奪取できていたので、鹿島の時間帯を作らせてなかった印象でした。

 

しかし、そんな流れの悪さをレアンドロの身体を張った切り替えからの前線からの守備でボールを奪い、三竿が上手く土居につけ、土居ちゃんターンで、敵を上手く交わしてのテクニックシュート。

 

土居ちゃんってほんとに、この画像でいうところの赤い箇所でボールを受けるのが上手い。

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バルセロナポゼッションサッカーで、

戦術の大きなオプションになった、このゾーン。

名前とかあるのかな?

...

ググったら出てきましたね一応。

西部さんは「間(ま)」って表現してますね。

基本的にいうとDF4枚、MF4枚が並んだ時のMFとDFラインの間にできる、3つの四角形の部分。

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この部分でボールを受けることが、ポゼッションサッカーはとても重要になってきます。

 

日本人では、香川、土居ちゃんが上手い。

外人でいうと、シルバ、イニエスタ、メッシ、チアゴ・アルカンタラ、イスコあたりですかね。

スペイン人ばっかり。

 

このアタッキングサードにパスを通す、SB、CB、ボランチは素晴らしいです。

止めて蹴り、通すことは比較的誰にでもできるのですが、

次の受け手の次のアクションを考えると、ダイレクトで出したり、つける足を考えたり、パスのスピードを変えたりとパスにどれだけメッセージを込められるかが重要であり、パサーの技術に差が出る部分ですね。

しかし、私はその受け手こそ重要だと思います。

なぜなら、このつけるパスが多少速すぎだろうが、強すぎだろうが、高かろうが、敵が来ていようが、受け手の準備で変えられる部分がありますからね。

 

私も大学時代頃から何度も試合を見て、このプレーを勉強し、試合で意識してきましたがまだまだ全然できません。

理由は、目ですね。

見るものが多すぎるから、本当に難しい。

そして、見た情報を元に寸分の狂いもなく、ボールを意図したところに置けるか。もしくは捌けるか。

これがつぎのフェーズとして重要になってくる。

 

けれど、ここでボールをもらうことができれば、そのチームの攻撃を多岐に渡らすことができるし、相手としては驚異でしかありませんね。

 なのでここでボールを受けるのは生涯学んでいきますよと。

 

話大幅に逸れましたが、土居ちゃんですね。

彼は、強さはないが巧みさがあり、相手の嫌がることをできる。

この得点でも、うまく反転し、切返しからゲットしていましたが、持ち味がでていましたね。

 

流れの悪い中で、こうしたショートカウンターからのゴールは非常に大きいですね。

 

その後、後半に入ると前半ほど広島の時間帯を作らせない鹿島アントラーズ

 

終盤に鈴木が押し込みゲットで2-0で終えました。

 

後半の振り返り薄すぎる内容ですが、この辺で。

 

では。

 

 

 

【Footballの魅力】

ちょっとテーマでかいですが、

なんでこんなに自分がFootballに魅了されているのかを今一度考えてみようと思います。

 

といっても、挙げたらキリがないですから、

カテゴライズしなきゃいけないですね。

 

【FootballをPlayする楽しさ】

 

という観点から、綴りたいと思います。

あくまで約20年間Footballをしてきた持論です。

 

まず、

Football選手で最もFootballを楽しんでいるのは誰か。って考えたときに、

僕が1番最初に頭に浮かぶのは、

 

 

ロナウジーニョです。

www.youtube.com

 

もう正直、僕の人生で彼を超える人間はいないのではないかと思います。

現役時代のプレーを生で見ることができなかったのは、人生最大の後悔です。

 

なぜか。

それは、誰よりもサッカーボールを扱う技術が長けているから。

それに尽きます。

 

自分の意図したところに、ボールを止め、運べ、蹴る。

これが鈴木史上最も優れている選手だと思っております。

 

そして、それができるから

誰よりもFootballを楽しむことができるのだと思います。

 

性格による部分も大きいと思いますが、

心底楽しんでいる様子が、動画を見ても伝わります。

 

つまり、Footballを楽しむためには、

自分の意図したところにボールを置ける技術力が必要ってことです。

 

その技術力があるからこそ、奇抜なアイデアが生まれ実行できるのだと。

 

とまぁこれが究極のFootballPlayする楽しさですね。

 

この楽しみ方は、正直もう今の技術で味わえることはできないので

別のアングルから楽しさを追求したいと思います。

 

Footballの楽しさってのは、人それぞれ違う。

例えば、

絶体絶命のピンチを救ったGK

狙い通りに選手を動かしてボールを奪った瞬間に高揚するCB

自分のオーバーラップでチーム全体に躍動を生み出し黒子の役割を果たすSB

攻撃と守備の両方のタクトを振るうボランチ

敵を切り刻むドリブルをするSH

観るものを魅了する技術でパス、ドリブルを繰り出すトップ下

ゴールを奪い続けるために猛進するFW

 

相手に競り勝ちゲームに勝利し仲間と共に歓喜する瞬間

 

Footballの楽しさは人それぞれ違うが人それぞれ共通だ。

 

それがFootballの最高の魅力であり、

【so football is fun.】

の理由であると思う。

 

決して同じ局面が二度となく、

一瞬一瞬に意味がある。

 

どちらが多くのゴールを決めるか

だけの単純明快なルールのもと

 

ゴールへのルートが圧倒的に困難。

 

だからこそ、一点を奪い合う瞬間が最高に感動する。

 

これがFootballの最大の魅力。

 

90分という限られた時間の中で、

どれだけ多くの局面を打開することができるか。

 

野球のように指示がこない状況で

バスケのようにタイムアウトが取れない状況で

いかにピッチの人間だけが自分で考えてプレーするか。

 

これもまたFootballの楽しさポイントの一つかな。

 

とまぁやっぱり楽しさなんて単純に語ることができるわけないですね。

 

まぁ一つ言えるのは、

最高に楽しい。ってのが魅力なんだな。

 

あかん。

全然まとまらないなこの文章。

 

えー、つまりだ。

Footballを楽しみたいなら、

ボールを自分の意図したところに扱う技術を身につけなけらばならない。

 

また、その能力が著しくなくても、

人それぞれが対峙する局面で相手より楽しみ、

そして、ゴールを決める。ゴールを守る。

 

これが本当に楽しいから、Footballは人を虜にするって話でした。

 

以上!!!

 

 

 

(50) 東京3部カップ TCFC vs JFC

色々鬱憤が溜まる試合でしたが、

振り返ろうと思いますよー。

PV増えてるので。

 

まず、相手はまたしても8人、、、。

レギュレーション的にも1週間前に試合が決まるという理由もありしょうがないですかね。

 

問題はそこではなく試合に挑む態度が許せなかったですね。

 

まぁ人間的な部分ですし、敵の人なので別に改善されたとしても何も思わないけど。

 

一つだけ言えるのは、何も言わせることができないくらいにけちょんけちょんにできない自分達の能力の低さが、虚しいのでもっともっとFootballに対して向き合って、うまくなるしかないってことですね。

 

では、自分個人を含め、反省感想を。

 

【サイド攻撃は手段・テンポの変化】

 

まずはこの試合で1番主張したい部分はここですね。

前半8人相手にして、私たちはわずかに1得点で前半を終えます。

 

理由は、色々ありましたが、顕著に出た部分としてサイド攻撃が目的になっている。というところと、攻撃のテンポが一長というとこですかね。

 

まずサイド攻撃が目的化しているとこのお話。

開始50秒に中央から攻め込み決定機を迎えます。

これが、このゲームを簡単に攻略するヒントでしたね。

 

当然ゴールは真ん中にあるわけで、1番手っ取り早いのは中央から攻めることです。

 

相手は4-2-1気味で守るんですが、

1番手薄なのは、2の部分なんですけど、2がボランチとして真ん中にいるから、2のサイドを攻めたくなります。

人がいないから。

 

けど、そこを相手の目線が変わっていないのにも関わらず攻めたところで、相手はちっとも怖くない。中央だけ落ちついて処理すればいいから。

 

それにサイド攻撃は結局ピンポイントでクロスをあげる技術、敵を外す技術、ボールに合わせる技術、などToDoが多いわけで、その割にゴールする確率低いですよね。

 

ほんなら人数多いんだし、真ん中に人数集めて、パスコースを増やして、シュートまでいけばいいんですよね。

キーパーも、横の動き鈍いからミドル打って弾いたとこ詰められるわけだし、、。

2の横にパスを出していかにもサイドに展開して、攻撃してる風。

んでもってSBに入ったところで、追い越す動きもない。

 

というか、本題に戻すとサイドの使い方が下手。

中央に当てて、中央から攻めるのを見せて相手が中央に寄るから、サイドが空く。というのが、人数少ない相手にとる手段。

サイドを使うのは、

同人数のゲームの場合、まずは真ん中に守備の能力が高い人間を配置するので、中央突破し難いのでサイドから展開していく。

あとは、よく言われる同一視野で対応しにくいというところですね。

だからサイドを使った攻撃が有効。

 

バルセロナがペナエリアであれだけ攻めることができるのは、メッシという圧倒的な個がいるから。

 

圧倒的技術は、それだけで戦術と化しますからね。

 

んでもって、サイドはサイドでもペナ内のサイドも使えてないのがこのゲーム。

 

オフザボールの動きがすこぶる悪い。

この部分は追い追い。 

このPA内をどう使うかの共通理解は深めないと、

だめだなー。

 

次にテンポの話し。

 

まぁ単純な話で、同じ距離感、同じパススピード、タッチ数で回してて当然崩せるわけがないという話。

 

テンポの変え方なんて、ドリブルでも変えられるわけだし、オフザボールのランニングでも変えられますね。

んでもってそのテンポを変えるための手段がうちは少ないと感じました。

PAで引いて守っているなら、パスをその前で回しててもテンポは変わらなくて、ドリブルでつっかける必要もある。

ドリブルでつっかけて、喰いついたところをテンポよく弾いて崩すとか。

音楽にサビがあるのと一緒でテンポを変えないと、ダメ。ってことですね。

 

テンポの話ししようとしたけど、

 

結局1番は、ゲームをどう攻略しようという部分で

【頭を使えていなかった】

のが最もな課題。

 

僕は小学生の時から、Footballは頭でやる。

ということを永遠言われてきました。

 

愛知FCってところで小学生を過ごしたんですが、小学生のときに個人戦術よりチーム戦術を浸透させようとするチームは珍しいと思いますね。

 

んま、お陰でゴールデンエイジのボール技術を最も取得できるときに、裏へのランニングや、スペースの作り方、ダイアゴナルランなどを学んでたので、今ボールを扱う技術に苦戦してます。

 

戦術はそこそこに、小学生はボールをいかに自分の意図したところに置き続けられるか。

これをゴールデンエイジではやらなきゃいけませんね。

 

話が逸れました。

 

考えるという部分の話し。

これは経験とかにもよるのですが、

問題は考えるということを怠っていたということ。

 

こういう攻め方があるよ。

こうした方が崩せやすいよ。

というのを僕は、いくつも学んできて、

実際に体現もできることもできるようになっています。

このゲームでも、僕は途中出場で手前味噌ながら出る前よりはリズムを変えれたのかなとは思ってます。

 

僕が入る前は、なんか無性に焦っている感じがしました。

 

点をとって当たり前のゲームで点が取れない。

8人相手なのに、ボールを取られてしまう。。

なんでだろう。。やばい。。といった雰囲気でした。

 

なんで点が入らないんだろう、どうすればいいんだろう。

なんでうまくリズムが生まれないんだろう。

 

という感じ。

 

んで、外から見ていたのでなんとなく感じていた部分で、

先述した、まず中央を攻めなよっていう部分とテンポを変えていこうという部分を話しました。

あとは、立ち位置ですね。 

相手には個人でちらほらボールが運べる選手がいるけど、メッシやマラドーナネイマールではないので、さすがに都3部の選手に50mも独走はさせません。

うちのDFも能力高いですから。

 

だとしたら、立ち位置の話をすると、

せいぜい1トップに対して2人のCBが残るだけで、

2-1-4-3くらいでいいんですよ。

もしくは相手が4バックなら、前を4枚ガチガチに張らせるとか。

 

そしたら、前線で取られても距離感が狭いので、切り替えを早くしてボールを奪えるし。

だけど、いつも通りの11:11の配置でプレーし続けているし、シャドウが裏抜けない、ボランチが裏抜けない、SBがワイドとるだけ。

爆弾ゲームのように、早くボールを離すこととテンポを早くすることを同義語だと思いっていたり、ドリブルで食いつかせようとしなかったり、

 

これでは、見ている側としたら考えてないって思うのも無理ない。

 

ゴールを見て、敵を見て、味方を見て、ボールを見て、スペースを見て、というこんなことは当たり前にしなきゃいけないし、それを踏まえて、

相手は何をされたら嫌なのか。

誰にボールを集めたらいいのか。

誰がスイッチを入れるのか。

ということを考えたり、味方の特徴を理解して、

どういうプレーをさせたらいいのか。などなど

くっっっっっっそ頭を使わなきゃいけない。

 

相手が少ないからこそ、

より効率的にゲームを運ぶための工夫をし続けなくてはいけない。

 

僕は、この辺小学生時代に怒鳴りちらされながらやってましたから体が覚えてますね。

15分ハーフで、25対0とかで勝っても怒られてましたからね。笑

どうやったら点が取れるのかをずーーーーーと考えながらプレーしてましたから。

 

あとは、オフザボールのランニングの話もしときたいけど、、、

これは個人にじっくり話そうかな、、。

 

まぁ人それぞれ考え方はあると思うんだけど、

結局それがゴールに結びついていないなら全く意味がなくて、

一人一人が、点をいかに効率に取れるかをもっと考えなきゃですね。

それを体現する技術がないのは、今更言ってもしょうがないですが、

頭は、サッカーの試合をたくさん見たりすれば学べるので、

是非とも勉強していきましょ。

 

今日はこれで終わり!

また、とやかく言われるんだろうな!

でもある程度思っていることをまとめました!

(まぁ本音書いてたらもっと荒れるからあれだけど)

 

では。

 

 

 

(49)JL28 鳥栖 vs 鹿島 【球際激しいゲーム】

いつもは試合の結果を見ないようにして、

DAZNなりで、試合を見るのですが、

不意にSNSで知ってしまいました。

鹿島負けました。

 

何故負けたのかという部分がかなり気になったので、ゲームを振り返りました。

 

鳥栖って地味に嫌な相手だなぁと警戒しており難しいゲームになるなと思っておりました。

 

というか鳥栖9位ですか。

このチームが9位なんてJリーグはいかほどレベル高いの?

と思わせるくらい、激しく勇猛果敢なチームでした。

昌子vs鳥栖ラグビーのようなデュエルがあり、見応えありましたね。

 (前半13分あたり)

 

小野や田川が前線から激しい守備をし、吉田豊金崎夢生がばちばち。

鳥栖の攻撃は、CFWのビクトルイバルボがおさめて、原川や小野裕二がガンガン裏に抜けるし、仕掛けるし、脚も早いしで勢いがとてもあり、

特に、西と山本脩斗の両SBは相当きつそうでしたね。

 

こんだけ前からばちばちくるので、金崎夢生が右に流れて、ためを作ろうとしますが、

CBの鄭昇玄、吉田豊が簡単に前を向かせず潰しにかかります。

 

鹿島のほうが僅かにポゼッションがありますが、

ハリルが言っていたように、

ポゼッションが高いチームが強いというわけではなく、デュエルに勝つ回数が多い鳥栖のゲームでしたね。結果を見ても過程をみても。

 

鹿島は組み立てとカウンターがどちらも優れるので、スプリント回数や走行距離もほぼ相手の方が多いが

結局勝ってしまうチームです。

しかし、前半はスプリント回数が多い鳥栖の前線陣にタジタジといった感じ。

決定機を鳥栖が3本くらい外してくれて後半に望みをかけるという前半でした。

 

さて、流石に後半は大岩監督の手腕もあり、ペースを徐々に鹿島が作り、シュートチャンスを生み出します。

が、吉田豊を中心にかなりハードなDFラインの選手たちのディフェンスで、シュートをフリーで打たせませんね。

僕は吉田豊選手を、ヴァンフォーレ時代に、何度か見ましたがここまで、素晴らしい選手には感じませんでした。

ここ数年でかなりいい選手になっているようで、僕的にはビクトルイバルボと並んで、MOMに値してる選手に思いました。

 

このゲーム、私の絶賛CBが二度ほど判断ミスをしたのが気になりました。

前半の山本脩斗パスミスから、イバルボが持ち運び、植田をかわしてシュートを打ったシーン。

(前半32分あたり)

まぁ外から見てるので、言えるのですが、植田にまずアプローチさせようとジェスチャーしていたのですが、まずは昌子自身がアプローチして、対応するのでもよかったのかと。

確かに昌子の後ろから、追い越す相手選手がいましたが、山本が戻って来ていましたし、パスコース切りながらのアプローチが昌子はできるはずなので、問題ないかなと。

植田が慌ててアプローチ行ったこともあり、容易に交わされてしまい、昌子が無力化してしまいましたね。

 

昌子が1stアプローチを行い、植田の方にドリブルさせて奪うという方法が外からみるとベターかなと。

 

というわけでらしくない昌子の対応がありました。

 

もう一つは、失点のシーン。

本人もコメントを残していましたが、原川が後ろから上がって来たのですがそちらに一瞬視野を奪われたことで、福田が浮きました。

そこに正確なクロスが合いゴール。だったんですが、

原川に対しては、遅れながらも安部が対応しており、原川については、三竿がついていました。

 

ボールがゴールライン付近からペナ付近までバックパスされた際に、ちょうど原川がランニングしたので、昌子がそちらに気を取られ、三竿も福田を見逃してしまいましたね。

 

三竿と昌子の間で浮いた福田のヘディングも素晴らしかったのですが、

昌子のせいだけにはしたくないですが、DFリーダーとしてかなり落ち込む失点でしたね。

 

9位というチームのモチベーションは、どういうものかわからないですが、

恐らく1位のチーム相手に自分たちのサッカーを、できることをぶつけて挑もう。というのがあるのかなと思います。

 

今後の6試合、鹿島はいかに挑戦者としてゲームに臨めるかどうかがKEYになりますね。

 

さらにはアウェイでのゲームが続くので、苦戦が強いられますが、残り6節全勝で優勝目指していきましょう。

 

また、このタイミングでのペドロジュニオールの復帰はかなりプラス要素です。

次節金崎夢生が出場停止ですが、代わりの選手の躍動を期待します。

 

では。

 

 

 

(48)JL27 鹿島 vs G大阪【僕がFootballを始めたきっかけ】

非常に楽しみの一戦でしたので、生で見たく、カシマスタジアムまで足を運びました。

試合レビューの前に、カシマスタジアムの思い出を。

フットボール人生の始まりは、カシマスタジアムでの生観戦】

僕が初めてカシマスタジアムを訪れたのは、ほぼ記憶がないのだが、

1〜2歳くらいの時で、アントラーズには、アルシンドジーコなど名だたるスーパープレーヤーが在籍している時。

 

スタジアムでジュースを飲みながら試合を観戦している写真が、家に残っており、それを見て、あ、カシマスタジアムに行ったことあって、そういう名だたる選手を生で見たことがあるんだー。という話です。

 

さらにいうと、その試合を見たときに、僕はいつになったらサッカーができるの?って言うてたらしく、そこが僕のフットボール人生の始まりだったようです。(母親談)

 

まぁそれが最後に行った、カシマスタジアムのため20年以上この場所に行くことがなかったので、

すごくワクワクして、カシマスタジアムへむかいました。

 

カシマスタジアムまでの行き方】

鹿島のホームゲームのときには、東京駅の八重洲口の高速バス1番乗り場から、1,830円でビュンッとカシマスタジアムで予約なしで行くことができます。

しかしこのバスは毎日鹿嶋神宮駅まで本数を多く、走っているバスで、ホームゲームがあるときだけ、終着がカシマスタジアムになると言うパターンです。

 

そのため途中で水郷潮来(すいごういたこ)や鹿島製鉄所だったり、鹿島セントラルホテルなどを経由して最後にカシマスタジアムにつくので、直行でスタジアムまで行くより、多少遠回りして向かうので時間が2時間弱かかります。

 

そのため、予約なしでこのバスを使うと言う方は、途中のセントラルホテルや、水郷潮来で下車して、そこから3,000円くらいでタクシーで行くと時間が大幅に短縮できるそうです。

 

でもまぁ時間にゆとりを持って行けば、そのまま乗って行けます。

 

あとは、鹿島アントラーズHPからアクセスを見ていただくとわかるのですが、

直行便も予約を取ることでいけるので、前もって行くことがわかっている人は、往復のバスを予約した方がいいかもしれませんね。

 

帰りは、予約なしの方でも案外スムーズに帰れて、カシマスタジアムから東京駅行きのバスがひっきりなしにたくさん出ているので、若干並びはしますが、15分くらいですぐに乗車できて東京駅まで帰れます。

 

カシマスタジアムまでは、遠くて行けないと思っていたんですが、

ガンバ大阪のようなビックゲームの相手でも割とスムーズに、

アクセスできるみたいで、おすすめです。

youtu.be

【ゲームの総括】

では、話を戻してゲームの総括に移ります。

 

まず、僕的なこのゲームの見所は、見所多い2チームの対戦ですが、

井手口のパフォーマンス、FW金崎vsDF三浦、鹿島首位の理由、あとは安部ちゃんの

部分あたりですかね。

 

この3つを念頭に入れながら、試合を振り返ります。

 

実は、こんなワクワクして試合を見に行ったと行ってますが、

実際に会場につきゲームを見ることができたのは、前半始まって15分してから。

 

なので、ファンウィジョのゴール見てないんですよね。

 

ちなみに言うと、レアンドロのゴールもトイレに行っていて見てないんです。

 

スタジアムに行ってもゴールを見逃しがちな僕です。

(先日の日本代表vsオーストラリアも生で行ったのに、得点シーン二つ見逃してます。)

 

DAZNでファンウィジョのゴールを見ましたが、彼の野生的なゴールを向かう姿勢は、

スアレスや、カバーニ、岡崎、金崎と同様に相手にとっては脅威ですね。

対応していた昌子もゴールを守る曽ヶ端もまさか打ってくるとはと思う対応でした。

Jの首位ですらこの対応なので、それでは世界との差は縮まりません。

 

ファンウィジョは前半から、ロングボールに対して、うまく体を使いながら、

鹿島の日本代表コンビのCBと競り合っていました。

韓国人らしいフィジカルの強さは見応えありましたし、彼ら2CBにしては、とても面白い相手だったでしょうね。

 

遠藤がトップ下にいることで、収めどころを前に作ろうとするガンバ。

さらに遠藤の守備のうまさで、鹿島は低い位置でもボールを奪われる機会が多く、危ないゲーム運びが続く、前半のスタート。

 

さらには、井手口と今野がかなりハードな守備でゴール前を固めるので、

鹿島はうまく攻撃が行かないという前半でした。

 

井手口のプレーを生で見るのは、2回目ですが、本当にこの人の守備範囲の広さとボール運びは敵にしたらかなり怖いですね。

PA付近でボールをもった時も、オーストラリア戦のミドルが脳裏によぎるので、間合いを詰める対応が必然でした。

切り替えも早く、対人での体の強さと深さがあるので小柄ながらかなりボールを奪える。

相手ボランチがもった時の寄せも速く、奪った後の処理も的確。

スライディングの技術も長けている。

後半の最初にレオシルバを抜いたように縦のスピードもあるので、

こいつは本物だなーっと思いました。

 

G大阪は井手口と今野のおかげもあり、4-4で守備ラインを引いた時に、

見ていてかなり強固に感じます。

鹿島両SHが中に絞りますが、そこへの対応も怠らない。

前半の鹿島はサイドにボールを集めて攻撃の起点を作りますが、

なかなか深いところまでは運べず、攻めあぐねている状態でしたね。

 

さらにG大阪には、三浦がいます。

三浦も対人にかなり優れ、足も速く、裏の対応もできる。

前にもアタックでき、金崎をほぼ完璧にシャットダウンしている前半でした。

大阪桐蔭なので、守備の戦術理解も異常に高い。

 

倉田も守備意識がかなり高くて、

G大阪は最強の攻撃陣と言う印象が昔からありましたが、

今は、かなり組織的に守れるチームと言う感想です。

 

鹿島はどうこじ開けるのかなーと思ってました。

 

このゲーム結局、セットプレー二つで鹿島は点をとりますが、

敵ながらG大阪は勿体無いゲームをした印象。

 

前半のロスタイムの泉澤のファウルは完全にやってはいけないプレーでした。

時間帯、場所、全てに置いて軽率なファウルでした。

こうして1-1で前半が終了。

 

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後半は、遠藤がいなくなり長澤が入ります。

なぜかわからない交代。

結果見ても起点になることもできていませんでしたし、、。

 

後半の鹿島は、攻撃の見所が多彩で再三ゴールチャンスを作りますが、

中々ゴールネットが揺れません。

 

金崎が低い位置でボールを受け、ボランチをサポートしつつ溜めを作り、

両SBが高い位置を取ることで、鹿島らしい攻撃が出てきます。

 

さらには、安部ちゃんも登場します。

鹿島ファン皆楽しみなんでしょうね、彼のプレー。

ボールをもって人を交わすたびに完成歓声が沸いてました。

いや、実際めちゃめちゃ上手いです。

キレのあるドリブルに、繊細なタッチでボールを処理する。

相手の動きを見て、判断を変える。

相手のプレスにも動じない技術力。

 

レアンドロのような力強いボール運びやシュートは持ち合わせていないですが、

この選手を見るために鹿島に足を運んでもいいと言えるかなり、価値ある選手です。

 

ゲーム内容に戻りますが、前半に比べ鹿島は前にボールが収まり、相手のSBの裏をつく攻撃をすることでシュートまで再三持ち込みます。

しかし、最後の精度で点に繋がらない。

 

見ていてもどかしくなります。

 

そんなこんなで、ゲームは後半ロスタイムに入り、

植田が劇的なロスタイム弾をヘディングで打ち込み逆転勝ち。

youtu.be

鹿島がセットプレーでCBが点を取れるようになると本当に強い。

 

一時代を築き上げた時も、結局秋田や岩政らがセットプレーで最後にゲームを決めていましたからね。

 

川崎も引き分けたので残り7節ですが、かなり優勝が見えてきました。

 

ガンバは後半、長澤を入れましたがサイドから攻めることが全くと言っていいほどできずに采配失敗になってしまった印象があります。

 

にしても、、鹿島本当に強い。

大岩監督になってJリーグは15試合で13勝1分1敗。

勝率86%ですか。笑

この2敗が川崎ってのもまた面白いところですけど。

 

鹿島の強さ何でしょうね。

組織として完成してますよね。

勝つべくして勝っている。負ける要素が見当たらない。

負ける要素が見当たらないにプラスして、勝ちきる力があります。

 

しかし、前半の失点が多いのも事実。

その辺を修正していくことで、来季のACLの獲得が見えて来るのでしょうね。

 

では。