Football Diary...

Football Diary...

運とノリで高校サッカー優勝を経験した私が淡々と粛々と綴るFootball日記。

【勝てるチームと勝てないチーム】

おはようございます。

日本時間で、11/3(金)文化の日の午前9時です。

 

昨日の21時からabemaTVで72時間ホンネテレビが始まり、元SMAPの香取くん、稲垣さん、草なぎさんがsns業界を盛り上げてますね。

 

abematv、youtubeを筆頭にした動画コンテンツのビジネスモデルが、

今後益々webマーケティングの柱となっていきますから、乗り遅れないように要チェックです。

運よく仕事でもyoutuberと仕事をする機会がありそうですしね。

 

さて、そんな動画コンテンツですが、

先ほどとても面白い動画を見つけましたので、

こちらにリンクを張りつつ、シェアしたいと思います。

 

鹿島アントラーズの岩政選手が

ALE14(選手・指導者・取材者・研究者など、様々な肩書きのプレゼンターが"スポーツを語る"プレゼンショー)に登壇し、発表をしたプレゼンの内容が興味を引く内容でした。

 

岩政選手は、2003-2013まで鹿島アントラーズに在籍し、数々のタイトルをチームにもたらしたCBで、南アフリカワールドカップのメンバーにも選出をされているCBです。

 

そんな彼が鹿島在籍時に感じた、常勝軍団と呼ばれる鹿島がなぜそのように呼ばれているのか、そして鹿島で感じた勝てるチームというのは、どういうチームなのかを非常にわかりやすく説明してくれています。

 

まず動画を見て感じたのが、岩政選手の声ですね。思ったより高いなと。

もう少し太くて低い声なのかと思っていました。笑

 

Part1,2では、勝てないチームに陥りがちな言葉である、

「自分たちのサッカー」のカラクリについてです。

youtu.be

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そしてPart3では、岩政選手が考える勝てるチームという本質の話。

youtu.be

 

「目的は勝つこと?自分たちのサッカーをすること?」

「正々堂々≠当たって砕けろ」

「勝つことからブレない」

「ダメなら変える」

「献身 尊重 誠実」

 

この5つの言葉が非常に心に突き刺さっております。

詳しくは動画を見ていただけるとわかるのですが、

本当に納得します。

 

以下は岩政選手の引用です。

 

鹿島アントラーズの強さは、勝ち続けることができること

それは獲得タイトル数を見ても明らか。

 

自分たちのサッカーをすることは、手段であって目的ではない。

自分たちのサッカーというのは、言い訳だ。

相手のいるスポーツであるのに、相手ありきに考えていない。

ダメならスタイルを変えられる。

自分たちの振り幅を知っている。

選択肢があるか、ないか。

勝つことから逆算している。

 

鹿島アントラーズにとっての「自分たちのサッカー」とは、

戦術、スタイルそういった狭いくくりではなく、

 

ピッチに立つプレーヤーや鹿島アントラーズに関わる全ての人々が、

「献身 尊重 誠実」を体現する。

 

これが鹿島アントラーズにとてっての自分たちのサッカー。

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いやーーー。とてもしっくりきます。

この軸があるから、鹿島はレアル相手にも立ち向かい"いい試合"ができるのだなと。

鹿島って正直、フロンターレバルセロナのように芸術的なパスワークを魅せる訳でも、レアルのような強烈なカウンターをする訳でも、ロナウジーニョのようなファンタジスタで試合をエンターテイメントにする訳でもないのですが、

なんしか勝ちますよね。タイトルをとりますよね。

 

でも決して勘違いしてはいけないのが、

勝つためにどんなことでもする。ではないんだなと。

 

先の言葉を借りると、

「献身 尊重 誠実」かどうかなんだなと。

例えばその運動量が献身的と言えるのか?

例えばその発言は人を尊重しているのか?

例えばその態度は誠実なのか?

 

ピッチ上のプレーヤーはこれを体現し続けることで、目的を達成することができるのだなと。

そしてこれはスポーツだけではなく、ビジネスでも言えるなと。

 

祝日の朝からすごいいい話を聞けたなと思っております。

 

では。