Football Diary...

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運とノリで高校サッカー優勝を経験した私が淡々と粛々と綴るFootball日記。

(53) JL30 横浜Fマリノス vs 鹿島アントラーズ

只今後半15分です。

あまりにも鹿島の選手が素晴らしいので、試合途中ですが筆を進めたいと思う。

 

まず、鹿島は引き続きの立ち上がりの悪さで、15分以内に2失点。

9月くらいからですか?本当に立ち上がりの失点が多い。

アップに問題があるのでは?

というか、ドMすぎませんか鹿島さん。

 

まぁまず失点から。

1失点目はセットプレーからですが、その前のマルティノスにカウンターを喰らうシーンが問題ですね。

後々は、このようなカウンターはほぼ受けなかったですが、

2〜3本あったマルティノスのスピードはややこしかったです。

 

さて2点目は完全に植田のミスですが、どうせ自分で取り返すのだろうと思ってましたが、鹿島の2得点目にやはり彼ですね。笑

まぁここからは素晴らしいほどの鹿島の時間帯です。

70分くらいまで。

 

この攻め込みの時間帯が続いた理由を考察したいと思います。

鹿島は選手一人一人が本当に賢いなと。

まぁ攻撃の基本は常に同じですが、

 

今日は特に両サイドバックがかなり高い位置をとって、

レアンドロ中村充孝が相手の嫌なところでボールを受ける。

FWがサイドに流れて、スペースを作るというのが基本。

 

んでこれを70分くらいまで続けることができた理由は、

三竿だなと。

 

正直、三竿についてそこまで使われている理由が僕はわからなかってのですが、今日のプレーを見て納得ですね。

潰さなくてはいけないポイントを21歳ながらよく理解しているし、理解しているだけでなくしっかり潰すことができている。

シンプルにパスをはたき、いい意味でレオの邪魔をしていない。

黒子役として活躍してる。

ボールを持った時の、状況把握能力もよく、ボールを失わないし、セカンドボールも拾えている。よく走れるし期待が大きい選手です。

 

と、ここまで書いている時にゲームが終わりまして、

2-3で鹿島は敗れてしまいました。

 

先ほど、70分まで鹿島の時間帯だったと書きましたが、その後の10分くらいで、マリノスの時間が訪れます。

(その後の10分は鹿島の時間で、合計80分鹿島の時間でしたが。笑)

 

その理由は、交代で入った遠藤渓太ですかね。

それまでは、2次攻撃、3次攻撃と鹿島は攻めることができていたのですが、

彼が入ったことで、マリノスはタメを作る場所ができ、全体が押し上がることができていました。

19歳というイケイケな姿勢が、マリノスの勝因に繋がったと単純に思いますね。

 

その後は、栗原を投入され、堅かった真ん中がさらに堅くなってしまい、

クロスボールも合わずで得点ができない鹿島でした。

 

決定機は多くあっただけに悔やまれる負けですね。

川崎との勝ち点差も2まで縮まってしまいましたし。

 

こんだけガチガチな中澤さん率いる真ん中をこじ開けるのは、中央からのコンビネーションとミドルシュートだと思うんですよね。

 

サイドからは、かなり攻めることができていたので、もう一つアクセントをつけるとなると、やっぱりレアンドロとアツタカさんがバイタルでターンして、ドリブルで仕掛けるという形ですよ。

んで、PKをもらいに行くってのがかなり相手にしては嫌なんじゃないかなと。

 

川崎はこういう時に、今年は阿部ちゃんがいるから点を取れますよね。

 

レアンドロもできるのですが、今日はヒットせずといった感想です。

 

あとは、いい意味でも悪い意味でも金崎がサイドに流れすぎているかなと。

特に伊東が入ってからはもうちょい中央で、相手が嫌なポジショニングをとり、他の選手をフリーにさせるというのをしてもいいのでは。と思いました。

 

冒頭の鹿島の素晴らしいとこですが、

先述した三竿、あとはレアンドロとレオシルバ。

ブラジル人ってなんでこんな推進力のあるドリブルができるんやろか、、。

 

レオはボール奪取がすごいと言われますが、

三竿と組むと三竿が主にその役割を担ってくれるため、

多くボールを触り攻撃の起点となってます。

 

決してセンスあふれる芸術パスとかではないのですが、

サイドへの展開、足元への楔、守備から攻撃へのカウンターのパスなど、

基礎が出来上がっているという印象ですね。

 

隙をみて、ダブルタッチで持ち上がりもできますから。

 

とりあえず、負けてしまったのですが、まだ4節ありますから。

川崎さんがコケるのを待つのではなく、丁寧に鹿島さんが勝ち星をつけていけばいいのです。

 

頑張っていきましょ。

 

ほな。